モバイルプロジェクター ZenBeam E1購入。使い勝手や画質などレビュー
自宅にいる時間を多くなってきたので、ゲームや映画鑑賞のため、取り回しの効くモバイルプロジェクターを買ってみました。
モバイルプロジェクターとは
単に小さいかどうかだけではなく、「バッテリー駆動できる」ことがモバイルプロジェクターの定義になるかと思います。
一般的なプロジェクターより当然スペックは落ちますが、バッテリー駆動できるメリットを生かし、自宅のあらゆる部屋や屋外の庭先やキャンプ先などシーンを問わず使えるのが最大の魅力ですね。
実は自室で使っているディスプレイをそろそろ買い替えようと考えていたのですが、ちょうど以前に買った中華製プロジェクターが壊れたこともあり、自室のちょっとした大画面での動画観賞用途も兼ねられるのではと睨み、今回購入に至ります。
中華製プロジェクターとの戦いは以前のブログでも記事にしましたが、本当にサポートに苦労させられました。
Amazonなんかではプロジェクターに限らず、タブレットやBluetoothイヤフォンなど中華製品が激安で売られており、「どう見てもお得だろ!」と思っていたのですが、安かろう悪かろうを思い知る結果でした。
せめてASUSやLGなどの台湾、韓国系に・・・と強く思いましたよ。
選んだ製品
以前に中華製プロジェクターを買ったこともあり、今回はあまり予算に余裕がありません。
とはいえ、記事執筆時は在宅勤務が多く、小遣いがほとんど流出しなかったこともあり、2万程度は捻出できそう。
なるべく安めということで、当初はサンワサプライの400-RPJ023にしようと考えていました。
が、最大投影サイズが60インチとリビングの55インチテレビとあまり変わらないなと思い、少々奮発してASUSのZenBeam E1にしました。
一人暮らしなど比較的狭めの部屋だとサンワサプライのほうでもいいかもしれませんね。
ASUS ZenBeam E1 ポケット LED プロジェクター(小型ミニ/ 150ルーメン/ 6,000mAh バッテリー内蔵 /5時間の投影時間/ モバイルバッテリー / HDMI MHL 対応)
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: Personal Computers
ASUS LED プロジェクター ZenBeam E1−J ポケット
- 価格: 32770 円
- 楽天で詳細を見る
こんな時期なのに爆速で到着
Amazonで23:59に注文して、翌日8:00過ぎには到着w
市川にあるAmazonの倉庫が比較的自宅に近いということもありますが、それに加え配送業者のカトーレックが朝イチでやってくるケースが多し。
開梱
想像以上にコンパクトでびっくりします。
表面積だけで言えば、iPhone8よりもやや小さいぐらい。
色といい、網目の感じといい、昔じいちゃんが使っていた髭剃りを思い出しました。
接続端子ですが、HDMI一つだけという潔い構成。
一応スピーカー内蔵ですが、イヤフォン端子から外部出力も可能です。
充電がUSBではなく、モバイルバッテリーが使えないのが残念なところ。
逆にUSB給電機能があり、Fire StickやChromeCast、スティックPCなどとは一体化できるので相性良さそうです。
その他の付属品は以下の通り。
電源ケーブルと2mくらいのHDMIケーブル、そしてASUSは多くの製品で結構質のいい専用ケースを同梱してくれるのがナイスです。
投影してみた
初期設定
ほとんどやることはなく、言語設定するだけでした。
画質調整はそれなりに出来ます。
・輝度
・コントラスト
・モード(プレゼンテーション、シネマ、エコから選択可能)
焦点はここのツマミで合わせます。結構シビアな感じがしました。
明るいところでは全く見えないという評価を見ていましたが、室内灯をつけた状態では以下のような写り具合で、一応見れるレベルにはありました。
さすがに太陽光の入る部屋ではダメですね。
設置
上の画像ですでに映っていますが、三脚に対応しています。
コンパクトカメラで使うようなミニ三脚で充分です。
私はスマホ用に買った、高さ調節のできるタイプを持っていたのでこれを流用しましたが、高さを微調整できるので映したい場所を狙えるので便利でした。
低くしたり・・・
高くしたり・・・
動画
ベッド脇の壁に80インチくらいのサイズで映してみました。
定番のアマゾンプライムより、孤独のグルメを投影してみます。
画質はまずまずといったところですね。
近くで見るとアラはありますが、動画であれば十分許容範囲です。
音もしっかり鳴っており、こだわりがなければ特に外部スピーカーは不要なレベルです。
PCゲーム
SteamのYAKUZA、龍が如くの洋名です。
少しプレイしましたが遅延のようなものはほとんど感じず、字幕も問題なく見れるレベルでした。
WEBサイト
これはさすがに解像度が足りず苦しい表示になりました。(黒い部分は私の影です)
写真では80インチ程度まで引き延ばしていますが、判別が困難なレベルです。
ここまで接近するとドット感も感じます。
PC側で表示を大きくしたり、解像度を下げたりなど工夫が必要そうです。
まとめ
製品の特性上、ビジネス用途が多いのかなと思いきや、エンタメ用途での十分な性能を持っているようです。
そしてロケーション問わず使えるのは本当に大きなメリットで、リビング以外の各部屋にテレビを設置しようと思っているのであれば、以外とコイツだけでもなんとかなるのかもしれません。
なんせ120インチまで可変で使えますからね。
次回はモバイルプロジェクターをさらに活用して記事にしようと思います。