中華タブレット MOMO 7Wレビュー。実用サイズで最軽量のWindowsマシンかも。
こんにちは、子育てパパです。
タブレットやらスマホやら何台でも買ってしまうのがガジェットオタクの悲しい性。
「そんなに意味ないよ!」と言われても、やはり買うたびに色んな発見がある。
それが良くも悪くも。だからガジェットは楽しい。
そんなわけで、今回はひょんなことから入手した中華タブレットMOMO 7Wという怪しいモノを紹介します。
特にスペック的には凡庸なマシンですが、これが思いのほか面白かった。
それではそのスペックから。
◆ CPU:Intel Z3735G クアッドコア 1.3GHz(MAX)
◆ メモリー(RAM):1GB
◆ ストレージ(ROM):16GB(システム領域含む)
◆ 液晶サイズ:7インチ
◆ 解像度:1024×600 HD(IPS)
◆ カメラ:フロント(30万画素)
◆ タッチパネル:静電式
◆ スピーカー:内蔵
◆ マイク:内蔵
◆ 無線:IEEE 802.11 b/g/n
◆ 有線:非対応
◆ 3G:非対応
◆ Bluetooth:対応
◆ GPS
◆ Gセンサー:4辺回転
◆ I/Oポート:MiniHDMI/MicroUSB/イヤホンミニジャック/Micro SDカードスロット/内蔵スピーカー
私が入手したものはwindows8.1モデルですが、現在出回っているのはwindows10モデルのようです。
これといって特に目を引くようなモノではありません。
逆にメモリ、ストレージ、解像度あたりは不安しか感じません。
しかし特筆すべきが本体重量。
なんと281gとなっており、GPD IWNのようなキワモノを除いた、実用的なサイズのタブレットとしては最軽量の部類に入るんではないでしょうか。
どっからどうみてもプラスチック感満載ですが、それが逆に軽量化に一役買っていますし、指紋もつかないし、多少雑に扱ってもあまり気になりません。
何気にHDMIがあるのもポイント高い。
これで1万円程度というコスパには驚きです。
というわけで、先日買ったタッチパッド一体型のBluetoothキーボードと組み合わせて使う想定で重さを測ってみました。
L-01Jをパソコン風に使う。タッチパッド一体型Bluetoothキーボード。 - 子育てパパの育児と仕事と趣味と。
なんと衝撃の405g!
ホントにこの重量でれっきとしたフルWindowsパソコンです!
さすがにスタンドもないと実際には使えないので別途ケースを新調。
iBUFFALO タブレット用 スタンド機能付き 汎用スリーブケース 7インチ ブラック BSTP01WC7BK
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2013/03/02
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
BSTP01WC7BKという型番のこのケースがすごく便利で、タブレットとキーボード両方収納できるうえ、パタパタ折りたたむとタブレットスタンドにもなっちゃいます。
↓こんな感じ↓
そしてこのケースも合わせた重量がコチラ。
全部コミコミで547g。
これだけあればどこでも仕事や物書きができる。
とりあえず自分が把握している範囲で、ケース含めた「とりあえず普通にWindowsが使える環境」の最軽量ではないかと自負しております!
この3点セット、マジで最強だと思う!
タブレット自体のレビューを何もしてなかったw
とりあえずネットや物書き、Youtubeなんかはもちろん特に問題無し。
ちょっと意外だったのが、デジカメで撮影したAVCHD動画が、20Mbps程度のかなり重い動画なのですがまったくコマ落ちせず再生できたこと。
ATOMの動作再生支援が働いているのでしょうか、普通では再生できるとは到底思えないスペックなのですが。
あとお決まりのゲームですが、さすがにPCSX2(PS2エミュ)は厳しいものの、PPSSPPはグランツーリスモなど一部の重いゲームを除き、ほぼ実速でプレイ可能でした。
MicroUSBのOTGケーブルがあればもちろんコントローラでプレイ可能。
自分的定番のロジクールf310rでももちろん問題無く使えます。
PlayStation Now for PC用に使える?ゲームパッド 「ロジクールF310r」を買ってみた。 - 子育てパパの育児と仕事と趣味と。
動作については1GBメモリでもそれほど問題はありませんが、一番不便なのは解像度かもしれませんね。
1024×600はさすがに狭すぎる。
特に横向きにしたときの上下600しかない状態だと、ちょいちょい画面が切れたりするので、不満があるとすればその点でしょうか。
もうひとつはバッテリー持ちがちょっと悪い。
輝度にもよりますが、普通の明るさで2時間くらいで怪しくなってきます。
モバイルバッテリー必須ですね。
ちなみに日本語化設定は有名な中華タブレット販売サイトである赤札天国に詳しく乗っていて、全くこの通りの手順で日本語化できました。
あとOffice365の1年間ライセンス付きと書いてあったのですが、試しにアクティベーションしようと試みるも、すでに期限が切れてます、というメッセージが出ます。
どのタイミングから1年なのか分からないのでちょっと分かりませんでした。
Office目当てであれば、必ずしも使えると期待しないほうがよさそう。
というわけで、値段なりの不満があるものの、超軽量によるモバイルマシンとして使い勝手がいいのと、マルチメディア関係に思いのほか強かったというのが印象です。
積極的に進めるマシンではないですが、用途さえ絞れていれば値段以上の満足感は得られるかと思います。