【Jリーグ】J2ファンなら読むべき!「マネーフットボール」を大人買いした件。
こんにちは、子育てパパです。
今年はワールドカップイヤー。
代表戦にばかり焦点が当たっている気がしますが、今年も相変わらずJ2,J3カテゴリーが熱すぎる。
ひょんなことから「マネーフットボール」というマンガに出会い、ドハマりしてしまったので紹介したいと思います。
作者の能田さんは愛媛県出身で愛媛FCともゆかりがあり、愛媛FCのマスコットキャラクターもデザインした、J2界では結構有名な方。
マネーフットボールはJ1クラブに入団しながらも出場機会に恵まれず、J2下位クラブである「愛媛イーカッスル」(※愛媛FCをモデルとした架空クラブ)に移籍し、J2貧乏クラブの「マネー事情」を軸に展開するというストーリー。
お試しで1巻だけ買ったのですが、面白くて結局大人買いすることに。。
時期としては愛媛FCはクラブ史上初のプレーオフに進出した2015年を描いているものとみられ、さらには愛媛FCで活躍し見事J1クラブに戻った斎藤学をモデルにした「佐倉」という選手も登場します。
この漫画は、J2クラブの現状、J2に所属する選手の将来についてが描かれており、日本代表や海外クラブで活躍する選手の華やかな舞台とは違う、リアルな「プロサッカー選手」の実情を垣間見ることができると思います。
が、それと同時により選手を身近に感じられるJ2という舞台が逆に魅力的に映るという面もあり、プロ選手として崖っぷちであるJ2所属選手たちの葛藤、奮闘が胸を打つ、本当に面白いマンガでした。
正直取り上げるテーマとして決して万人受けするものでなく、あまり売れないんじゃないかなーという気もしないではないですが、これはJ2サポであればだれもが共感できる内容だと思うのです。
私もコンサドーレ札幌といういわゆるJ1⇔J2のエレベータクラブを20年応援しておりますが、どちらかといえばJ2暮らしのほうがはるかに長いクラブであり、残念ながらJ1よりJ2試合のほうがの観戦回数が多くなってしまいました。
でもJ2観戦のほうが正直好きな部分もあり、J1に上がるのがなんというか応援していたアーティストがオリコントップ10に入り、ちょっと雲の存在になってしまったような感覚に似ているのかなと。
最初に書いた通り、昨年の名古屋グランパスのようなメガクラブがJ2に所属しているわけでもなく、さらにワールドカップイヤーも重なり、J2リーグそのものへの関心や報道はほとんどされないのでしょうが、ある意味日本サッカーの根っこをJ2クラブという受け皿があることでしっかり支えられている、という気がしています。
今年もJリーグの記事を何本も書いて、できるだけその「楽しさ」というものを伝えていきたいです。
なお能田さんはまた面白いマンガを描き始めていました。
相変わらずニッチな記事ですがw
しかしJ2サポなら友人などを誘うときに使う常套句「スタグル旨いから!」をそのままマンガにしちゃったような本ですね。
こちらも購入したら紹介したいと思います。
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