ネットワークスペシャリストは2か月で取れる!勉強方法はコレだ!
こんにちは、子育てパパです。
今回もマジメに資格のお話。
先日応用情報技術者試験の勉強方法について書かせてもらいました。
今回はネットワークスペシャリストについても書いてみます。
なお、情報処理技術者試験については前回記事を読んでもられば。
まずネットワークスペシャリストですが、一応「ネットワークのプロ」と認められる試験になるので、なかなかの狭き門です。
それだけに取得したときの喜びや、周囲からの評価という点でも「取ってよかった!」と思えるでしょう。
具体的な試験内容や合格率等は公式HPに載っています。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験
さて、ネットワークスペシャリストをどのように勉強して突破するか?
まずは応用技術者試験を合格してくださいw
そうしとかないと、午前1の試験で結局応用情報技術者の範囲の勉強をしなければならないので、先に取っといたほうが資格としてカタチにも残るし、午前1の試験免除にもなるからです。
で、応用技術者試験を合格した前提でその後必要となる勉強はスバリ、「質の良い教材1冊に1か月、過去問1か月の合計2か月」で十分です。
ですので、2か月キッチリやれれば、「もうこれ以上やれることは無い」と自信をもって試験に挑んで下さい。
応用情報技術者の時にも書きましたが、どうしても問題との相性のようなものもあって、実力的には合格できるはずが、不合格になってしまうこともあります。
私の経験ですが、もし1回目が不合格でも、その後2~3回程度受けると、「今回は受かった!」と確信を持てる回がやってきます。
1回目と勉強量や実力がそれほど変わっていないにも関わらずです。
そんなわけで、まず「質の良い教材」ですが、これはみなさんそれぞれの感想があるので一概には言えませんが、私は良書だと思っているのは以下書籍です。
3週間完全マスター ネットワークスペシャリスト 2015年版
- 作者: Gene,浜崎寛士,小林洋之,松田千賀
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/03/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
もう2015年以降新刊が出ていないのか、これが最新になっていますが、この本は必要な知識をほぼ網羅していると思っています。
ネットワークはレガシー技術を今もなお使い続けているので、教材も多少古くても全然問題ないです。
5年くらい前はやれIPv6だ、OpenFlowだとかいろんな技術が台頭するような流れでしたが、ふたを開ければさほど変わっていません。
とにかく土台となる基礎知識を身につけることが大事です。
ちなみに私は情報処理技術者試験が一通り終わった後に教材は整理したのですが、この本だけは残してあります。
単なる資格本ではなく、ネットワーク知識本として有益だったからです。
応用情報技術者試験では「過去問のみでいける」と書きましたが、ネットワークスペシャリストは単なる暗記とかだけでなく、「ネットワークの構成」「各機器の適切な場所への配置」「セキュリティの考慮」などインフラ全体を俯瞰的に見ることのできるチカラが必要になってきます。
さすがにこのチカラを身につけないと午後試験の突破は難しいので、まずは土台をキッチリ作りましょう。
さて、一通り読み終わり、半分以上は内容を飲み込めたらあとは過去問!
これも応報情報技術者と同様、さかのぼれるだけさかのぼって過去問を解きましょう。
オススメ書籍はやっぱりコレ!
平成28年度 ネットワークスペシャリスト パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
- 作者: エディフィストラーニング株式会社
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/03/11
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
これに収録されているより以前の過去問は古本でこのシリーズ本をゲットしましょう。
少なくとも午前問題はすべてやりましょう。
午後問題については正直すべてやる必要はありません。
半分くらいは解いてみて、その後はとりあえず問題だけ読んでみてください。
さきほど書いたように、ざっくりですが「ネットワークの構成」「各機器の適切な場所への配置」「セキュリティの考慮」について問われていることが分かると思います。
午後問題は正直実務経験有無でかなり難易度が変わってきます。
実務経験が無いと、相当苦労すると思います。
そんなときは土台となる教材本に立ち返り、「ネットワークの構成」「各機器の適切な場所への配置」「セキュリティの考慮」を踏まえながら、問題文を俯瞰して読んでみることをオススメします。
細かい計算問題やコマンドを聞かれることは無いので、例えば普段会社や学校、あるいは自宅で使っているパソコンがどのようにネットワークに繋がっていて、どんな機器を経由していて、どんなリスクが潜んでいるのか、といったことを掘り下げてみるのが非常にオススメです。
自宅パソコンのネットワーク構成図を書いてみるとかですね。
家庭用のブロードバンドルータも機能的には数十万するシスコ社製と特段違う点はないので、ルータにログインして各機能を試してみるのも有用ですよ。
長くなりましたが、結論としては、
・まずは良本で土台を作る
・午前問題は過去問でOK
・午後問題は過去問でどのような問題が出ているのかを流し読みし、自宅パソコンの環境に置き換えて考えて見る訓練をする
こんな感じです。
それでは。