Fire7(第7世代)で・デジカメ・ビデオカメ・スマホ動画が再生できるのか?再生能力の限界に挑んでみた。
こんにちは、子育てパパです。
Fireタブレットはマトモに使えるタブレットの中で一番安いと思われる製品。
今回はタブレットの主要な使い方のひとつである「動画再生」にフォーカスしてみたいと思います。
2019年第9世代モデルを購入しました!
レビューは目次よりご確認ください。
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タブレットで動画再生するメリット
なんといってもスマホと比べ大画面で鑑賞できること。
いくらスマホが便利だといってもこの優位性は揺るがないですね。
Fire7の動画再生能力は?
現行のスマホに比べれば旧世代のSOCであり、スペック的には見劣りします。
しかし旧世代といっても動画再生支援機能があると、実は性能にほぼ関係なく動画再生できてしまうことがあります。
Fire7で採用されているSOCはMediaTek MT8127B。
これをリファレンスで見てみると、動画再生支援が働く動画形式としてH.264, MPEG-1/2/4と記載されています。
つまり、スマホなんかで撮影された動画をFire7で再生できる可能性は充分あるということですね。
とはいえ、動画形式は拡張子だけでは分からない設定が多く、実際には再生してみないと分からないことも多々あります。
今回はいくつかの動画を用意してFire7で再生テストを行いました。
再生した動画アプリは定評のある「MXPlayer」。
これはGooglePlayの入っていないFireタブレットでもamazonアプリストアから落とせる、公式に使えるアプリです。
こんな感じで、いっぱい動画撮って試しました!
デジカメ動画を再生
今回用意したデジカメはソニーのサイバーショットDSC-WX7というモデル。
5年以上は前のモデルですが、当時まだ珍しかった、フルHD解像度のAVCHD動画形式で録画でき、さらに暗所にもレンズを搭載し、そこら辺の安物ビデオカメラの画質を凌駕する、ちょっとした名機。
個人的にはいまだに通用する画質で、カメラ専用機だけあって現在のスマホと比較してもまだまだ戦えるスペックを誇っていると思います。
cmの北川景子は可愛かったなー(遠い目
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それでは再生してみた結果。
形式:AVCHD 24Mbps(1,920×1,080/60i)
これはかなり重量級なので、さすがに再生は厳しいです。
2から秒ほど再生しては1秒ほど激しいノイズが乗る状態の画質。
形式のせいだと思いますが、動画再生支援は効いていないと思われます。
形式:AVCHD 17Mbps(1,920×1,080/60i)
やはり傾向は変わらず、通常の鑑賞は難しい。
形式:AVCHD 9Mbps(1,440×1,080/60i)
やっぱりこれもダメ。
AVCHDは総じてNGみたいです。
形式:MP4 12Mbps(1,440×1,080/30fps)
mp4で一番高画質設定で録画したものですが、これは問題なく再生できています。
ビットレートを考えるとFire7のSOCでは再生の難しい画質と思われるので、動画再生支援が効いてるように思えます。
この設定でもFire7の解像度を越えているので、実際の鑑賞としてはAVCHD形式である必要はなく、この設定で充分すぎるほどです。
ビデオカメラ動画を再生
同じくソニーのビデオカメラHDR-CX670というモデル。
先のサイバーショットより製品としては新しいですが、4K対応はしておらず、同様にフルHDのAVCHDが最高画質となります。
パナソニックのブルーレイレコーダーにそのまま取り込めるという理由でAVCHD形式に拘って購入したという経緯があります。
形式:AVCHD 24Mbps/FH
4段階ある画質のうち、上から2番目にあたる「高画質」で再生。
しかしサイバーショットと同様、再生は厳しい状態。
形式:MP4 ?Mbps
このビデオカメラ、AVCHD録画しつつ同時にMP4形式でも録画しているそうで。
今回の検証で初めてしりました。
この画質であれば問題なく再生できました。
しかしビデオカメラだとMP4形式でもスゴくきれいなのでビックリです。
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スマホ動画を再生
スマホはLGのL-01J(V20 PRO)というモデル。
このスマホの動画撮影の画質はめちゃめちゃいい!
暗所にも強く、動画撮影時でも柔軟なマニュアル撮影ができ、フルHD解像度であれば60fpsでも録画できるという、現行機と比較してもまだまだ戦える画質で録画できるモデルです。
なお、いずれの形式もbps値不明のため記載しておりません。
形式:UHD(3840×2160)
さすがにこれはNGでした。
スマホで見るとめっちゃきれいですねえ。
形式:Full HD(1920×1080、60fps)
フルHDの中でもヌルヌルな60fpsだとバッチリ再生できます!
Fireタブレットで見ると大大満足な高画質!
ちゃんと60fpsで動いているように見えます。
超おすすめ!!!
iPhone動画
iPhoneは特にいじれる項目はなく、単純に「ビデオ」から録画録しただけのもの。
撮影した機種はiPhone6s、拡張子は.movでした。
結果からいうとこれも問題なし。
引っ掛かりもなく再生できました。
ただiPhone上で見るのに比べてボヤっとしたような画質。
これは何なんでしょうかね・・・。
Fire7 第9世代でも試してみた
以下記事に簡単なレビューを書きましたのでご覧ください。
まとめ
まず「思った以上に色々な動画が再生できる!」と思いましたね。
また、デジカメやスマホ画面で見るより画面の大きさの分、やはり迫力が違います。
おすすめなのは、
・ビデオorデジカメのMP4形式
・AndroidスマホのフルHDのMP4形式
断然コレですね。
ちなみにちょっと意外だったのが、Fire8 HDだとAVCHD再生できたこと。
SOC的には動画再生支援は効いてないと思ってたのですが、CPUパワーで押し切っているのでしょうか、なかなか満足いく再生ができました。
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