ファーウェイのノーブランドNMカードを購入。問題なく使えるか試してみた。
ファーウェイのハイエンド機種は一般的なMicroSDカードが使えず、独自規格のNMカードです。
ファーウェイ純正のNMカードは同容量のMicroSDカードに比べてかなり値段が高いので、ノーブランド品に手を出してみました。
NMカードとは
現時点ではファーウェイ端末専用のメモリーカードで、(Nano Memory)の略称。
Nano SIMカードと同じサイズで、実際にNano SIMカードと同じスロットに装着できます。
これにより端末の省スペース化を図れるというのがウリのようです。
ただ値段が高く、執筆時点では純正のNMカード128GBで\6,000程度します。
これはサンディスクなどのメジャーブランドの同容量のMicroSDカードの3倍程度の値段になります。
そこで今回は最近出始めてきた、ノーブランドのNMカード128GBを\4,000ちょっとで購入してみました。
仕様
純正もノーブランド品もどちらも「読み込み90MB/s」とだけ謳っています。
書き込みについては何も触れてません。
スペックだけで言えばどちらも同じということになりますね。
外観
届きましたので開封しました。
ちっちゃくて、iPhoneのカメラでは撮るのが大変です。
サイズとしてはNano SIMカードと同じで、MicroSDカードよりかなり小さいことが分かります。
裏側の読み込み面もSIMカードのように面積が大きいので、取り扱いに少し気を遣います。
装着するとこんな感じ。
残念ながらNano SIMとサイズを共通化したことで、ひとつSIMカードスロットを占有してしまうので、せっかくのデュアルSIM機のメリットは半減します。
使ってみた
実容量
126GBと表示されていたので、限界付近までデータを書き込んでみました。
特に問題なく上限近くまで書き込みができたので、容量の詐称は無さそうですね。
スピード
読み書きのスピードをアプリを使ってテストしました。
読み込み:80.21MB/s
書き込み:40.44MB/s
という結果になり、読み込みについては仕様に近いスピードが出るようです。
書き込みが早いのか遅いのかですが、現在売られているMicroSDカードのうち、上位モデルにあたるUHS-Iスピードクラス3対応製品では、
読み込み:90MB/s
書き込み:50MB/s
程度ですので、MicroSDカードの上位モデルに近い性能を誇っているようです。
まとめ
あまりレビューもない段階で購入したので不安でしたが、あっけないほど普通に使えています。
ただしパソコンでも読み書きできるようになるNMリーダーライターには対応していないようです。
しかしNMリーダーライターの必要性もほとんど感じないので、ノーブランドでも問題はありません。
あとノーブランド品では256GBモデルはまだ無さそうですので、大容量が必要であれば純正の一択となります。