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どんなスマホカメラでも光学ズーム!高級望遠レンズ Kenko「リアルプロ シネマティック4K」レビュー

今回はスマホに装着してキレイにカメラズームできるレンズ「リアルプロ シネマティック4K HD テレ2x」を購入したのでレビューします。

 

 

スマホカメラのズームの種類

「デジタル式」と「光学式」の2種類があります。

 

デジタル式は元もとの画像を拡大してズームしているように見せるものです。

画像自体は1倍のまま、デジタル処理で2倍に引き伸ばしているだけなので、一般的に画質は大きく劣化するものとなります。

 

それに対して光学式は望遠レンズで2倍や3倍に表示した状態で撮影するので、画質の劣化はほぼありません。

 

当然光学式のほうがメリットがありますが、スマホではカメラを売りにした上級クラスの機種やiPhoneしか搭載されていません。

また、それらの機種ではデュアルレンズ、トリプルレンズを搭載し、ズームするときは自動的に望遠レンズに切り替えて撮影しますが、望遠レンズはメインレンズに比べると画質はやや落ちるもの多くなります。

 

スマホカメラは進化し続けていますが、カメラには及ばない機能の筆頭がズームということになります。

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スマホを光学ズーム化するキット「リアルプロ シネマティック4K」

「リアルプロ シネマティック4K」はメインレンズを劣化なしに2倍ズームするアタッチメントです。
つまりそのスマホの一番いいレンズの画質のまま2倍に拡大できるということになります。

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/mobile_accessory/assets_c/2018/04/4961607797815-thumb-400xauto-30648.jpg

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/mobile_accessory/mt-images/4961607797815_without.jpgレンズなし

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/mobile_accessory/mt-images/4961607797815_with4k.jpgレンズあり

 

■4K動画撮影に最適な大口径コンバージョンレンズ。新しい光学系が実現する低ディストーションと中心から周辺に至るまでの高解像度。

■安全で確実な脱着。デュアルカメラレンズの形状にも対応する新開発のレンズマウントアタッチメント。

■アルミ合金の削り出し加工とスクリューマウント採用による光軸ずれを起こしにくいデザイン。

(画像、説明文はメーカーHPより引用)

 

なお、類似でもっと倍率の高い製品、価格の安い製品がありますが、レンズに質が悪く満足のいく画質で撮影することはできません。
また、望遠鏡みたいにやたら仰々しいので装着も躊躇うようなルックスです。

 倍率はすごいけど、恥ずかしくて使えんわw

 

コイツは見た目やサイズも許容範囲で、レンズの質が安物とは段違いなので、高画質でそれほど場所も選ばずズームができるというシロモノです。

 

実物チェック

到着しました~。

なかなか高級感のある外箱。

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同梱品はレンズ本体とスマホアタッチメント、あと写っていませんが持ち運び用のポーチがついています。

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アタッチメントはこんな感じになっていて、デュアルカメラを意識した構造。

デュアルカメラの好きな方のレンズに合わせて装着できるようになっています。

ただしスマホメーカーによってはデュアルレンズといっても実質は片方しか使えない構造になっていたり、どちらかのレンズにアタッチメントが干渉するとカメラが正常動作しない場合もあるので注意。

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装着してみた

拡大したいレンズに合わせて挟み込みます。

デュアルレンズ搭載スマホの場合、多くはメインレンズ+望遠(広角)レンズの構成になっているので、メインレンズのほうに装着しましょう。

どちらがメインレンズか分からない場合は、カメラを望遠(広角)モードにして、レンズを指などで隠してみて、隠れたほうが望遠(広角)レンズということがわかります。

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液晶に直接アタッチする部分もおあるので、あまり万力のようにチカラを入れすぎないように、固定できる程度のほどほどのテンションで装着しましょう。

類似品はクリップ装着するものが多く、比較するとやや取り付けづらいです。

ちなみに結構な重量があります。

三脚などに固定する分には問題ありませんが、手持ちでは疲れてくるかも。

 

撮影してみた

見てもらったほうが早いですね。

まずはiPhone6Sでの作例です。

以下2枚の写真は同じ場所から撮影しています。

レンズなし

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レンズあり

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十分な画質で2倍撮影できていますね。
しかし中央部以外の周辺部分で若干ブレのような写りになっています。

撮影者のウデの問題なのか、レンズ自体の問題なのか・・・

 

続いてはHuaweiのP20での作例。

P20はハイブリッドズーム2倍を備えているので、レンズを装着することで実質4倍までほぼ劣化なしで撮影ができるようになります。

レンズなし

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レンズあり

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レンズあり+ハイブリッドズーム

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P20のカメラ性能が高いこともありますが、4倍ズームでもかなりの画質ですね。

しかもやや薄暗い室内であることを考えると、風景撮影や子供の運動会などであれば、4倍でそれなりの写真を狙うことができそうです。

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取り付けが上手くいかないことも

比較的レンズの小さいiPhone 6sは何も問題なく装着できましたが、レンズの大きなスマホでは装着したレンズ自体がフチに写ってしまいました。
先ほどの作例のP20も調節がうまくいかなかったものはフチが映り込んでしまっています。

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レンズの大きなスマホに取り付ける場合はよく確認しましょう。

スマホ画面から見るよりは、実際にレンズ位置を見ながら装着したほうがうまくいきます。

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まとめ

画質は非常に満足いく製品です。

ネックになるのは取り付けがややダルいこと、スマホによっては合わないものがあることで、なかなか事前に確認するのが難しい部分ですが、私が使用しているiPhone6Sではまったく問題なく、多少アバウトに装着しても問題ありませんでした。

それに対してP20は非常にシビアで、少しのズレも許されない状態です。

 

そんなわけで、取り付けに関しては難ありですが、スマホに高画質の望遠レンズを装着することでほぼデジカメ代わりとして使えるようになるのは計り知れないメリットです。

ズームが欲しいからやむを得ずデジカメを買う、ということであればこの製品も選択に入れてもよいのではないでしょうか。

 

ちなみに望遠とは逆に広角のバージョンもあります。

Kenko スマートフォン用交換レンズ REAL PRO CINEMATIC 4K HD テレ2x KRP-CT4K2X

Kenko スマートフォン用交換レンズ REAL PRO CINEMATIC 4K HD テレ2x KRP-CT4K2X

 
Kenko スマートフォン用交換レンズ REAL PRO CINEMATIC 4K HD ワイド0.6x KRP-CW4K06X

Kenko スマートフォン用交換レンズ REAL PRO CINEMATIC 4K HD ワイド0.6x KRP-CW4K06X

 

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