電子書籍ビューワの一つの完成形。7インチタブレット「SH-05G」
安く売られていたので、今更ながらドコモ2015年モデルのタブレットであるSH-05Gを入手しました。
SH-05Gについて
今でこそ主流になったベゼルレスデザインですが、目の付け所がシャープなSH-05はすでにベゼルレスデザインを採用しており、時代を5年先で突き進んでいたからこそ、現在みても古さを感じさせないデザインは秀逸です。
しかし当時のハイエンドSOCであるSnapDragon810は爆熱で有名であり、それのあおり受ける形で当時のハイスペックモデルは軒並み低評価。
本製品もそれに漏れず、さらにチューニングもいまいちだったこともあり超もっさりで、近年まれにみる低評価マシンです。
しかし用途を明確に絞り、得意分野だけ仕事させればかなりつかえます。
今は中古スマホショップやネットショップなど各所で格安投げ売り状態。
前から興味があり、今回手に入れました。
Fire7との比較
同じ7インチということでFire7と比較してみました。
Fire7は2019年モデルですが、デザイン性では明らかにSH-05Gのほうが買ってます。
並べてみると液晶部分の大きさが同じであることは分かると思いますが、重量はかなり違っていて、
・Fire7:約283グラム
・SH-05G:約216グラム
ということで、まったくの別物です。
見た目はめっちゃ洗練されていますね。
薄さもこんな感じでとてもスリム。
感覚的には近年の大画面スマホより軽さを感じます。
本当にデザインと軽さは正義です。
機能
何気にてんこ盛りで、
・フルセグ、ワンセグ(アンテナ内蔵)
・おサイフケータイ
・通話OK
・防水
・ハイレゾ
・IGZOのフルHD
ほぼフル機能で、中古1万円以下が売られている、何気に高コスパマシン。
ヘンな中華タブレットやFireタブレット買うくらいならこっちのほうがいい。
もっさりさえ許容できれば・・・
ナイスな点
手軽に見る電子書籍ビューワ、テレビとして秀逸。
Androidバージョン5ですが、執筆時点ではKindleも問題なく利用できます。
解像度もフルHDなので漫画もこんな感じでくっきり見れます。
IGZOなのでバッテリーもなかなかヘタらず、中古でも粘ってくれます。
テレビも予約録画もでき、一人暮らしや自室用のちょっとしたテレビ替わりになりますよ。
気を付ける点
近年まれにみるもっさりです。
タップ、スワイプ、文字入力などひとつひとつの動作すべてに数秒は掛かると思ったほうがいいです。
こんなんよく発売したなというレベル。
シャープは好きでこれまで3台スマホ買いましたが、ここまでひどくなかったです。
ナイスな点で書いた、電子書籍としては一度開いてしまえば普通に読めますし、テレビも映ってしまえば止まったりすることはありません。
ほんとにその2つの機能に絞って使えばまあ我慢できるレベル。
日常使いのタブレットとして使ってはいけませんw
Fire7もややもっさりですが、その比ではありませんよ。
まとめ
小型タブレットとして電子書籍、テレビ閲覧に絞れば最高クラスです。
このデザインのまま後継機種出してくれればそれでいいんですけど、というレベル。